でも、そんなある日俺は藤崎菜生紀という男に拾われた。
そこで連れてこられた桜蝶の倉庫で俺は
忘れていた“信じる”という感情を思い出した。
当時、姫だった美菜実さんは
“大切な人を守る”という感情を思い出させてくれた。
そして、菜生紀さんには、
“生きる意味”という大切な事を教えてもらえた。
二人には本当に感謝していた。
俺は一生この二人について行こうと思っていた。
もちろん当時、幹部の一人だった恭平さんにも付いていく気だった。
でも、ある日突然知らされたのは
菜生紀さんと美菜実が死んだという事だった。
