その時、私はまだ中学生2年生で体験入学に来ただけ。
ただ、忘れ物を取りに行ったときに偶然
見てしまっただけなんだけど
あの光景が忘れられなくて、あの男の子を知りたいと思ってしまって。
同じ高校に入学した。
彼らは何年生かすら分からない。
もう、二人とも卒業した可能性だってあるのに……
いるかも分からない人を探すなんて、
私ってバカかも。とも思う。
それでも、朝、教室の窓から登校してくる人を眺めてしまうのは諦めきれてないんだろうな
もっと特徴のあるとこ見とけば良かったな…
「結羽ちゃん、おはよー!」
そんな私を呼ぶ声をたどると
『あっ!おはよー玲ちゃん!』
美人で優しい友達が笑顔で立っていた

