昨日と同じ、違う君





次の朝、玲ちゃんにすごく馬鹿にされました。


「嫌がってたのに、お菓子に釣られるなんて」


笑わないで欲しい。


『だってさ、どうせ手伝わされるんだよ?少しの楽しみぐらいあっていいじゃない!』


「お菓子食べる時間減らして片付ければ早く終わりそうなんだけど?」


…………そうだった。


『 まぁ、ほら?ご褒美があればはかどるっていうか?』


やる気がね?違うはずなんだよ!


「ティータイムだけならお邪魔したいな」


「ん?橘さんも来るの?俺は歓迎だよ。ちゃんと仕事してくれれば」


吉川くんだ。愛想いい顔で来たわ。


玲ちゃんは。あ、嫌そうな顔だ。


「ティータイムだけだってば。部活あるし。」


『………え?待って、玲ちゃん部活入ってないでしょ?』



「昨日入ったから教えてなかったね。園芸部だよ。」


そんなサラッと言われても。

『わたし、玲ちゃんと部活見て回ろうと思ってたのにー! 』