ずるいよ。



そこからは、一瞬のように感じた。


ホテルでやることを済まして、気づいたら

お風呂に入っていた。


後ろから朝岡に抱きつかれる形で。


そこに抵抗する私の姿はなかった。


「ありえない。こんなこと。信じない。」