『……………っ!せんせっ!飛雄馬がっ!』 『飛雄馬くん!?』 『は…………っやく!飛雄馬を助けて!』 あたしはその時思った。 こんなに、人って冷たくなるんだって。 飛雄馬は温かかった。 でも、あたしの手は死人のように冷たかった。 『っ…………………っ』 あたしの押し殺すような声が廊下に響く。 飛雄馬……っ…!生きて。生きてよ! そう、強く願った。