『んー?むっずかしいなー』
『あー?どこがわかんねぇの?』
『全部。』
『はぁー?壊滅的じゃん』
『ちがいますぅー。発展途上国なんですぅー』
あたしは紙ヒコーキを折りながら答える。
『はぁー?お前、あとは衰退しかできねぇじゃん。』
『んっとに、あーいえばこーいう、』
『あ、ちっげーよ。そこではこう折んの』
『へーへー。』
『しっかりきけこんにゃろ。』
『いひゃいいひゃい』
そう言いながら飛雄馬が私のほっぺたをつねる。
『痛いっつーの!追いかけてみやがれ、王子様!』
あたしは飛雄馬の手を振りほどいて走って逃げた。
そう、面白半分でやっただっただけ。
だけど、飛雄馬は…………………、
────ガターンッ
『っつっっっっっっ!』

