そう言って恐る恐る入ってみると男の子は帽子を被っていた。
『? なんで帽子?』
『別にいーだろ。』
ぶっきらぼうに答える。
『いーけどさ。』
『つっこめよ!』
笑いながら答える男の子。
『あ、あの!シャシンケシテホシイデス』
『ぷっ。なんでカタコト?』
『いや、年上だったらまずいなぁーと』
『あんた何歳?』
『14歳』
『あ、じゃ、同い年じゃん。』
『な、なーーーんだ!上から目線だと思ったら同い年かー!』
『同い年って分かったら態度えらい違うぞ』
『なんて名前!?』
『スルーかよ!名前は、飛雄馬(ヒュウマ)。村上飛雄馬(ムラカミヒュウマ)。』
『ひゅうま?』
『うん。そう』
『私は、柏木歩架(カシワギホノカ)!』
『歩架ね。なんて漢字?』
『えっとねー、歩く架け橋って書いて歩架。』
『まじで!俺、ゆずの栄光の架け橋好きだからさ!その漢字好き』
『へ、へー!』

