そして、時間は止まってくれるはずもなく放課後に。
「ほんじゃ、俺は部活行くけど、大丈夫か?」
「…なんとか。」
慶ちゃんにそう言って部活に送り出して、教室内には沈黙が続く。
「…えっと、市原、さん、だっけ?」
「あ、はい!」
「俺、夕暮将希。急に学級委員とか一緒になっちゃって戸惑ったよね、ごめんね。」
あれ。
すごく優しい?
「あ、いや。私もなんかごめんね。」
「歩きながらはなそっか?委員会もあるし。」
「うん。」
そして、廊下ではいろんな話をした。
夕暮くんの地元は遠いとか
甘い物好きなんだとか
部活は写真部に入ってるとか。
見た目はほんとにかっこよくて、
第一印象は完璧な人、だった。
「ほんじゃ、俺は部活行くけど、大丈夫か?」
「…なんとか。」
慶ちゃんにそう言って部活に送り出して、教室内には沈黙が続く。
「…えっと、市原、さん、だっけ?」
「あ、はい!」
「俺、夕暮将希。急に学級委員とか一緒になっちゃって戸惑ったよね、ごめんね。」
あれ。
すごく優しい?
「あ、いや。私もなんかごめんね。」
「歩きながらはなそっか?委員会もあるし。」
「うん。」
そして、廊下ではいろんな話をした。
夕暮くんの地元は遠いとか
甘い物好きなんだとか
部活は写真部に入ってるとか。
見た目はほんとにかっこよくて、
第一印象は完璧な人、だった。

