次の日から、俺は嫉妬に身を任せ、浮気をし始めた。
その上、萌にも冷たい態度を取っている。
こんな俺に有紀も、七海ちゃんも離れていった。
そして、浮気している時に萌の悲しんだ顔をみると俺は愛されてる
あの〔颯真〕って奴より俺が愛されてると感じるんだ。
そして、アイツよりも……
その状態がずっと続いてる。
もう、ずっとこのままかも.....とこの時の俺は思ってた。
実はあと少しでアイツが動きだすのにな。
それに、そんなことしても
萌がアイツも見る目が変わらないことを
俺はとてつもなく悲しかったんだ。
あんな、愛情のこもった目が―――
