そんなことを考えていると、

廊下の方から物凄い勢いで
男の子が息を切らして走ってきた。



「怜那!!!!!」


私の事を怜那と読んだその男ゎ、
茶髪で猫っ毛で私と同じくらいの少年。
男の子ゎ驚いた顔で私を見ていた。


『....みな、と?』

はっ!!っとした私ゎ無意識に
口をふさいでいた。

なんで私、この人の名前を知っているの?