「おー、蓮ー」


「大貴。
お前、美波と何してた?」


「…っぷ。
独占力かよ。
何もしてねぇよ。
ただちょっとお話してただけだって。」


「俺の気持ち・・・ばらしたりしてねぇよな。」



「そんなことするように見えるか?
大丈夫。
そういう大事なことは直接言ってやれよ。」



そういうと大貴は包み袋を渡してきた。


「美波ちゃんから預かった。
忘れ物。」


「ありがと。」



そういえばそうだった。
最近忙しくてなんかいろいろと抜けてるんだよな。