「よし、今日はここまで!」 「「お疲れ様でした。」」 「神楽坂、今日は調子悪かったか? 明日からは切り替えろよ。」 「はい。」 とにかく放っておけない。 今のあたしに何ができる? そんなのはわからない。 でも何かしてあげたくて。 ただ夢中に走って蓮のもとへ向かった。 蓮…。 蓮!! 駆け付けたとき、チームの中に蓮の姿はなかった。 皆、練習を終えて休憩していた。