「実はさ…あのさ…」 「ん?」 「デビューが決まったんだ!!!」 「えー!!!!!」 美波は 座りながらペンを握っていたけど、それを一気にぼとって落としてしまった。 「みーなみ♪ 落としたよ?」 「ちょっと!!!! 蓮ってばなんでそんなに冷静な訳!!!! デビューだよ、デビュー!!! そんな簡単にできるものじゃないんだよ。 本当にできるなんてすごいよ。 本当におめでとう。 蓮!!! 蓮!!!! 蓮~~~~」 「美波~なくなって~ ありがとな。 美波」