「おはよう、蓮。」 「あぁ~おはよう奏楽。」 「ずいぶんと眠そうだね。 また遅くまで勉強?」 「まぁ…。」 「嘘だね。 ゲームしてたんでしょ?」 やられた。 あたり。 奏楽ともずいぶん仲良くなった。 奏楽は俺の考えてることをすぐに当てて見せる。 本当にすごいやつ。 そして少し怖いやつ…(笑) 「おはよう、二人とも。 急に呼び立ててごめんなさいね。」 「岡部さん。」 「レッスンはどう? 順調?」 「はい、もちろんです。」 「そう、よかった。」 岡部さんはそういうと一枚の紙を出した。