地面に叩きつけられる… 目をギュッとつぶって覚悟したのに 私は痛みを感じなかった。 …? そっと目を開けると隣に先生がいた。 正確には私を庇う形で先生が倒れていた。 目が合うと先生は二カッと笑って 晴『危なかったなー。俺、すげえ反射神経(笑)』 なんて冗談を言っている。 でもとっさに飛び込んだからだろうか 白衣は汚れ、額には血が滲んでいる。 分からない。 覚悟をしたはずなのに先生の顔をみたら どうしようもなく『生きたい』って そう願ってしまうの…。 また涙が溢れてきた。