それだけ呟いてにっと笑った朔。 その笑顔が、なんだかやけに胸を騒がせた。…もちろん顔はりんご状態。 首元にあると思われる赤い印に手をあてる。 …そこだけまだ熱が残ってるみたい。 「何?恥ずかしいの?恥ずかしいんだな?」 「なんで強制的にそう思わせようとするの!?」 私の顔を覗きながら言う朔に、さっきの熱が抜けない顔で言い返す。 近い距離でまたクスクス笑う朔に何だかやり返したくなって、私は言った。