教室に向かって走っていた私は、ふいに立ち止まった。 ……気づいてしまった。 「あれ、肘ドンじゃね!??」 気づいたときにはすでに遅く、時は過ぎていた。 そして委員長に見つかった私は、おばけ屋敷繁盛のために引き続き『ハロウィンの魔法少女』になったのだった。