「…あのさ、そこはちょっと『嫉妬しちゃう〜』みたいなのないわけ?」



「…………ぷっ」



あ、やべ。吹いちゃった。……ものすごいオーラを隣で感じる。



だって、朔がそんなこと言うなんて…!意外過ぎて……てか絶対少女漫画読んでる!



「ねぇ、好きな少女漫画作家は?」


「…はぁ?」



やだ怖い。……まぁ冗談はさておき。




「朔、私さっき『全ての女子が』って言ったんだよ?その中に私も入ってるんだからさ。

私もすごく楽しみだな。朔の執事姿!」



















「…………………そうゆうとこ、ずるいと思うよ。美丘。」









結局はやってくれるんだから、やっぱり朔はいい人だよ。