「俺はどっちでもいいです。先輩は受験がありますし。」 頭のいい和樹くんは受験生の気持ちがわかるのだろうか。 少し控えめに言ってくれる。 「……でも俺は先輩に出てくれたら嬉しいと思います。」 そして最後にそんな胸きゅん発言を残して楽器をしまいに行った。 「なにあの子……まさか、つんで……」 ツンデレ?と言おうとしたらナミちゃんに止められる。 「それ以上言うのやめましょう……ツンデレって信じたくないです…」 うん……そうだね…… こんな微妙な雰囲気で今日1日が終わったのだった。