自分は、全然素直じゃない。好きな人が出来ても…全然…素直に「スキッ!」って言えない…だから幼い頃の事が悔しくて…後悔していた…

きらら:こーこーあー♪大丈夫??さっきからボーっとしてるけど!今日はあんたの大好きなハンバーグよ♪

心愛:あ、ありがとぉ…

きらら:あら、珍しいわね…具合でも悪いの??
きららは私の1個上の姉。

心愛:きらら!!助けて!!!
私は弱音を吐いた。

きらら:どーしたの?何があったの??お姉ちゃんに話してみな?
きららは優しく言ってくれた。

心愛:私…初めて好きな人が出来たの…次は後悔したくないの…幼い頃助けてくれた声を…後ろ姿を見ただけで…すっごく後悔してる…だから次は、絶対に後悔したくないの…!
全てをきららに話した。

きらら:そっか…心愛初めて男子に恋をしたのね…その子ってなんて名前??

心愛:青柳きらと…

きらら:なるほどね…じゃあ、それがもし幼い頃の男の子だったら…?
ときららは聞いてきた。
私はありえないと思った…
でもその半分そうであってほしいとも思っていた…