ねぇ、好きだよ



須川の手を離してある人の所へ向かう。

この人だけにはちゃんと報告しなきゃと
ずっと思ってた。

「和美」

「ん?」

「えっと、あの……」

何て言ったらいいの!?

付き合うことになった?それは何か嫌だ!
彼氏ができた?それは何か違う!

言いづらい……

1人で困ってたら

「ふふ、良かったね?」

「え?」

「上手くいったんでしょ?」

な、何で知ってるの!?

開いた口が塞がらないとはまさにこれだ。

「そりゃ、朝の見ればわかるし?
ぶっちゃけ上手くいく気しか
してなかったし」


上手くいく気しかしてなかった?


「え?何それ!私あんなに怖かったのに!」

「いや、気付かない恵理の方が
おかしかったんだよ」

あはは、と笑われる。

笑うとこじゃないし!

「須川怒ってるの気付いてる?」

「え?」

「気付いてないのか……」

「え、うん。何で怒ってんの?」

「それは……後で自分で聞きな!」

そう和美が言った後チャイムがなって
HRが始まった。