今日最後の授業


さっきは何とか起きてられたけど

もう無理だ、眠すぎる。



何でこんなに午後の授業は

ねみーんだよ……


あ、もう無理、寝る。


そう思い机に突っ伏してから

「「さようなら」」

までの間私の記憶は全くない。


「恵理!帰るよ!」


「ん?んー……ちょっと待ってー
ふぁ〜」


「口閉じなさい!

下駄箱で待ってるからね!」


「へいへーい」

まだ頭ボーっとしてる中

頑張って帰る用意が終わった。


その頃には眠気もなくなり

「よし!帰ろ!」


そう思い和美がいる下駄箱まで行こうと

教室を出たとき

まさかのドアのところにある

ちょっとした段差につまづいた。