次にはっと気づいて飛び起きた時には、時計の針はすでに7時半を指していた。 「ヤバい!遅刻だ!」 起きる予定だった時間からは、30分以上過ぎている。 私は慌てて制服に着替える。 あぁ、なんで急いでいる時ほど、制服のネクタイって上手く結べないんだろう。