氷の唇、熱い狩人





どうか軽い罰ゲームにしてくれと祈るわたしを嘲笑うかのように、友達様は残酷な、死刑宣告ともとれるような酷いことをおっしゃった。



「じゃ、相原 玲の机の中にラブレターでも入れてきなさい」


「!?」



なんだって!?


心情的には「そりゃないぜ姐さんっ!!」な気分。


わたしが近寄る、いや、近くにいるだけでも冷凍ビームがくるのに!!


まさかのラブレターだと!?


後生だからやめてくれと言ったわたしの顔が余程のものだったのか、ラブレターは撤回してくれた。


まぁ、代わりにわたしに死刑宣告を告げた友達が書いた紙を中に入れることになったんだけど。


中身は知らない。ラブレターじゃなかったらなんでもいいでしょ、と気にもとめなかった。


そして放課後。


ちゃんとやれよと有り難くもないむしろ熨斗をつけてくれてやろうかと思うぐらい憎らしい声援を頂き、人がいなくなるのを待つ。


そして自分の教室を含め、周りの教室も人っ子一人いなくなったのを確認。


よし、いざ敵国へ!ミッションを成功させるのだ!!


ドキドキバクバク少しヒヤヒヤな心を抑えながら机に手を伸ばしてー……見つかった。