「えーと……」 ダラダラと冷や汗を背中に感じながら、どうにかこの状況から逃げ出す方法を考える。 キョロキョロと視線をさ迷わせていたけど、不意にバチッと目が合ってしまって。 氷のまなざしがわたしを貫く。 (そ、そらしたら喰われそう……) 現実的に考えればそんなことあり得ないことなんだけど。 蛇に睨まれた蛙状態。 なのにイケメン……イケメンって! こんなに見つめ合ってるのとか初めてで照れるんだけど!! ジワジワと感じる頬の火照り。 ぬおおぉぉぉ……っ!! もう勘弁してぇっ!!