氷の唇、熱い狩人





相原 玲を直視することができずに視線が自然と下にいく。


恐らく、わたしの顔は今真っ赤になっているだろう。


もう……イケメンなんてこれだけで女の子をドキドキさせちゃうんだからっ。


なんて罪な存在なんだ!!イケメン消滅しろ!!


あ、やっぱ今のなしで。アイドルとか見てきゃーきゃーするのは好きだからいなくなったら困るわ。


ドキドキバクバク挙動不審なわたしに対し、相原 玲は至って冷静に手紙を開く。


片手で開けるなんて器用だなおい。


何が書いてあるんだろうという好奇心が疼いて、性懲りもなくソロソロと相原 玲の顔に目を向ける。


……そしてやっぱり、約5秒後に後悔した。


無表情には変わりない。が、確実に瞳は氷点下、オーラが今世紀最大の吹雪を観測した。


「ヒエェー!!」と集まっていた熱が消えていくのを感じる。


ちょ、何があったの!?何が書いてあったのぉ!??


なんかすっごい機嫌悪そうなんすけどっ!!