それでも、馬鹿なわたしでもここで従わなかったら更に相原 玲の機嫌を損ねてしまうというのは理解できる。
そのため不本意ではあるが、渋々口を開いた。
「そのー、渡すものも渡したし?これ以上わたしに関わる意味なんて、」
「だから早く帰りたいわけか?得体の知れないものを俺に押しつけるだけ押しつけておいて?
俺は今ここで、君の目の前で君からからもらった手紙を開こうとした。
手紙を渡した側としてはそれを確認するのがせめてもの義務というものじゃないのか。
まして君は俺に対して自分に非があるというようなことをさっき言っていたが、それを反省しているのなら誠意を見せるためにこの場に留まるのが筋というものだと思うが、」
「はいすみません全面的にあなた様の言うその通りだと思いますなのでちょっと顔覗きこまないでええぇっ!!」
「ぎゃあああぁぁっ!!」と内心、色気もクソもへったくれもない悲鳴をあげながらも、命知らずなことに相原 玲に命令もどき的なことを言ってしまったけど、今のわたしにそんなことを気にする余裕はなく。


