私はアパート周辺を駆け回り、自殺が実行できる場所を探した。 今までの反省を生かし、今度はなるべく室内がいいと思う。 ーーーどこか空き家ないかなぁ… 私は辺りをキョロキョロ見渡した。 するとーーー 「ん?」 誰も使ってなさそうな空き家を発見。 正面から見た感じ、あまり広そうでもない。 ーーーここだ!! 私はすぐさま空き家に近寄ると、ガタがきている扉を無理やり開けて中に入った。