私の好きな人


「ご、ごめん……ってそうじゃねぇ!!
如月組と鳳凰の奴等が来たんだよ!!

それに栄治さんらやられたって…」


もう…?
本当に役に立たなかったな…

まあ、遥さんを戻せただけでも良しとするか…


「遥さん、すみません
この続きは、また後でということで…」

「チッ。もぉ、邪魔しないでよ、照くん?
せっかく辰也くんがヤル気になってくれたのにー!!」


遥さんは明らかに黒い笑みを出し照を睨んでいた

照は小動物のように遥さんの笑みに怯え俺の後ろに隠れた


「照、邪魔

それで?如月組の奴等とか、ここに案内しなかったの?」

「馬鹿野朗!!
出来るわけねぇだろ、そんなの!!」


本当情けないな…
少しは役に立ってよ…


「遥さん、一緒に来てくれますか?」

「えぇー、僕もー??
仕方ないなぁ〜」


遥さんは口では嫌がっていたものの
顔は楽しそうだった


さてと…
ここから、楽しいショーの始まりだよ?

如月組や鳳凰の奴等
どんな顔するかな??