夜になり私は夕食の準備を始めた
慶都はお父さんと話しをしていて
あの女は、お父さんに抱きついて眠っていた
「お父さん
お兄ちゃんから連絡あった?
夕食どうするか聞きたいんだけど…」
「ないな。
まったく、アイツは…
連絡くらいしろってな。」
お父さんは、呆れ顏でため息を吐いていた
お兄ちゃんは誰かの意見などに縛られるのを嫌う
だから、お父さんの言うことなんか
一切聞かない
お父さんも元暴走族の総長だったから
怒ると怖いが…
お兄ちゃんも暴走族の副総長をしているから、お父さんが怒っても気にしない
肝がすわっている

