「俺はそういうのに興味はないと言ったはずですが…?」
「興味はなくてもさ〜
生理現象ってのはあるよね?」
遥さんは、俺の身体を厭らしく指でなぞると上目遣いで舌を出して笑ってきた
「はぁ…
俺は遥さんを抱く気はないです
他の人と遊んでくれませんか?」
「い・や♡」
本当に…
さっきまでの遥さんとは大違いだ…
完全に昔の遥さんに戻っている
「じゃあ、こうしましょう
この仕事が終わったら、遥さんのやりたいことをいくらでもしてあげますよ」
「うーん…
辰也くんって嘘つきだから〜
信じられないなぁ〜
前払いがいいなぁ〜?」
仕方ない…
やるしかないか…
遥さんも一度抱かれれば
俺に興味をなくすだろう
早く仕事を片付けたいからね…

