「よし!!今日の朝餉は源さんと斎藤君、浅緋がつくってくれたそうだ!3人と食材に感謝して、いただきます!!」

「「「「いただきます!!!」」」」


毎回ご飯の時は近藤さんが挨拶をして、みんなで挨拶をしてから食べる。
みんな沢山食べてくれるから作りがいがあるってもんだ。


ご飯もなくなってきた頃、ちょいちょい、と肩に違和感が。


「なんですか〜?山崎さ〜ん」

「ん〜?なんや〜、その口のききかたは〜?」

この人は諸士調役兼監察型の山崎丞さん、である。又の名を天才監察型。
あ、別に又の名じゃなかった、、、。テヘペロ

キモッ、、、


と、まぁおいといて、、、


「いだだだだだだ、、、!!」

「お〜?態度が悪い浅緋が悪いんやで〜?はんせぇしぃ〜?」

「いあ"あ"あ"!は、はんちぇちてまちゅ!!」

くそっ!さ行がいえねぇ!!
あたし、何才だ!?

「.....ぷっ、あはははははははははは!!!!!」

山崎さんははらを抱えて笑う
う〜と恨みを込めて睨むがヒーヒーいっている山崎さんにはとどいているのか。否か。


「ちょっと、食事中に行儀悪いですよ」

「ヒーヒー....ふーふー...ぷっ....ふー・・・」


やっと落ち着いてきたみたいだ
失礼な。ていうかまだ吹き出してるし。

「あ〜、堪忍、堪忍。浅緋がおもろくって、ぷっ」

ちょっ、まだ笑うかこの笑い上戸めっ!
全然謝れてないわっ!

「あ〜あ、で、さっき睨んできたやろ、上司睨むってどうゆつもりや。なんや、そんなことしてきたら、わい、興奮してまうで?浅緋、殺られたいん?」

こわっ、てか気づいてたのかいっ!
興奮っておまっSかっ!!いやSか。
たくさん、鳴かしたるで?とかいってる変態は無視だ。

「あ、ところで山崎さん。何か用があったんじゃないんですか?」

「そやった、そやった。今日俺暇なんよ、久しぶりに稽古、したるで。」

そう、あたしは山崎さんが暇な時に稽古つけてもらっている。
最近は山崎さんが忙しかったみたいで、稽古をつけてもらっていなかった。
そして山崎さんはわい、と俺、を使い分けている。何故かは知らない。
とにかく、

「本当ですかぁ⁉やった‼」

「朝餉終わって、準備出来たら来ぃ。」

「了解です‼」


やったね‼久しぶりの稽古だー‼
あたしも一応、女中兼監察型だ。でも山崎さんき比べたらまだまだで、修行中の身なのである。
といっても、新撰組の人達のほとんどに勝てる。


とりま、朝餉を食べちゃうとするか‼