君の瞳が……


「あんたのことが好きだバカッ!」

なんて裏庭に響く声。

私、七瀬 久留葉(ななせ くるは)
高校2年生
ちょっぴりサボりの多い
多分ふっつーの女子こーせい

幼馴染の男女のツンデレ女子が告白…
なんとベタなセリフを聞いてしまった
いや、勝手に耳に入ってきたというのが
ただしいだろうか。

(あぁー、憂鬱。)
と思いながら、
仲良しの黒猫のクロネの頭を撫でた

私はフードを被り、
桜の花びらが綺麗に散る裏庭を
後にし、教室へ行った。