喫茶人形 〜メイドの恋〜





リョウスケは私を…


明るい空のしたに連れ出してくれた…




人形みたいだったわたしのココロに


リョウスケは、たったひとつの


『好き』ってキモチをくれた…




すぐ隣に


わたしを見つめて笑ってくれる


大好きな人の 優しい瞳がある…




それは、どんな宝石よりも大切な


どんな宝石もかなわない わたしの宝物…





大好き…


大好きだょ…? リョウスケ…




「―――…リョウスケ?」


「ん?」


「大好き!」


「知ってるって」






そして、ある年の六月


さわやかに晴れた、青空の下 ―――