リョウスケを待っている間
…田中さんから
突然の連絡を受けたアサノさまは
普通じゃない焦りぶりに
ホテルのロビーで、話を聞く約束をした
そして…
私がホテルから飛び出した後
田中さんから事情を聞いて…
もしかしたら私も
ユイファさんのところに
行ったんじゃないか…って
「そうしたら事務所に
リョウスケがいた
――… それから
ユキナ達が閉じ込められている
マンションまで向かったんだ…」
リョウスケ…
私の意識が…ハッキリとしたときには
もう…姿が消えてた
「ユキナ」
「…はぃ」
「――… 今朝
検死から…
ユイファさんが戻って来たと
ご家族から連絡があった」
「…え…?」
――――… 家族?


