「リョウスケ!!!」


「リョウスケも偽名

いくら何でも敵対関係の
そんな素性持ちいれるワケねえし…
元々入るはずだった奴とすり代わった


けど、そろそろ潮時っぽいし


アサノさまもあの様子じゃ
ヨリ戻す気まんまんだし
マジで良かったじゃん


…カギはポストにでも入れておいて


じゃあバイバイ。お幸せに」






お財布と、ケータイだけ持って


――… リョウスケ


出ていっちゃった…