「…なに…言ってるの…?」
「ここは、俺のおじさんがやってたジム
俺も小さい頃から通ってて
チャンピオンになるのが夢だった
―― 明日はベルトをかけた、大切な試合
その晩、事故が起こった ――」
…事…故?
「大怪我した俺の目が覚めた時
なぜかおじさんの
前方不注意ってことにされてて
このジムも潰れた
…それでも最初は
遺された娘がいるって聞いて
心配で見に行ったんだ
…そしたらなんか、楽しそうにやってるし
俺からしたら、ナニコレ。なわけ
まあ、早い話が
…俺は屋敷に
おまえを殺す為に行ったんだよ ――」


