喫茶人形 〜メイドの恋〜







「…ごめん」


「ぅうん…」


「もしかしてユキナって、M…?」


「?! ちッ!違うッてばぁ〜
怒るよ?!」


「ユキナ怒っても怖くねぇし」


「〜ッ!!」



…殴ろうとしても
そりゃ本気じゃないけど
なんか全部よけられてくやしい…


すぐに手は、つかまれて
体は…リョウスケの腕の中…


さっきのヘンな話は

…帰って来たとたん
かなりムリめに押し倒されて…


いつもは気遣ってくれるのに
少し、乱暴で…


でも、全然いやじゃなかった…
…なんか リョウスケの束縛感っていうか
独占欲?みたいなのを感じて…


………


…… 私 Mじゃないよね?

「うん! 絶対ちがうと思う!」

「なんだよ」


「ぅえッ?!な、なんでもないッ」


「ヘンな奴」



リョウスケは
ケラケラっと笑って
体を私の上から起こす



「ちょっと出かけて来るわ」


「……!!どこ行くの?!」


「バイト」


「… え…」


「一応、毎晩行くと思う
ユキナは先に寝てろよ
んじゃ、行ってきます!」


「リョウスケ…!!」