先輩…


「つかまぁ、もっと飲もうよ

――― お、ヨルじゃん
おつかれさま〜

なあ! この子
オマエのカノジョだろ?!」






「…先輩
来てたんですか」


…カップアイスを持ったヨルが
少し目を見開きながら
入口のところで立ち止まってる


「え〜 なによそれ

つか、俺こ〜いうタイプ
けっこう好きなんだよね〜

…ああ!
幼稚園の時の初恋の子に似てる?
名前、なんて言ったっけなぁ…

…ヤッベ
それくらい覚えとけよな?俺〜」


肩にまわされた腕


ユイファさんも
周りの男の人たちも
ゲラゲラッと笑った