「…シャノン!!」
一度ひとりで屋敷に戻ったリョウスケが
ユイファさんに知らせてくれて
戻って来たリョウスケと
公園や、付近の道を避け
明るく人通りの多い駅前に行くと
かたい表情をしたユイファさんが
私のことを 待っていてくれた
「ユイファさん
ユキナ連れて、すぐにホテルに戻って」
「ありがとうリョウスケさん!
…屋敷、今大忙しだから
バレてないよ 大丈夫!」
「…ごめんね 二人とも」
「私はいいけど
早く、リョウスケさんは屋敷に!」
あ…
そうだ…
…『庭師』が『ドール』に
触れることは禁止
自分の部屋に
連れて行ったことがわかったら…
「シャノンも早く!
タクシー乗るよ!!」
広い横断歩道の前
ユイファさんに手を引かれて
そこを渡ろうとした時
「…ユキナ!!」


