ブ───ッ…ブ───ッ…




ピッ ピピッ ピピッ





《 **さんの記憶、及び体を転送しますか 》



どこからか、無機質な声が流れる──。







『琲斗さん──貴方の研究は素晴らしいものです
 ですが…負ける訳にはいかないんですよ
 ───彼女のためにも…ね』







《 了解致しました。──それでは転送致します 》








ブ───ッ…ブ──ッ…ブ─ッ……プツッ