悪恋~悪魔と恋に落ちました~

昨日と同じよう公園に行く。

ここは好きだ。

風が気持ちいい。

お気に入りの場所

「あれぇ、ゆきんこじゃん」

「お前んちこの辺なんだ。」

意味深に言う。

怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い

近づく男たち、恐怖でしかない

ベンチのため逃げ場がない。

自分の目には涙がたまる。

けして流しはしないが、まぎれもない涙

恐怖で体中震える。

「なぁ、怖がんなよ」

声が出ない

た、たすけて

誰か

目をつむり、一筋の涙が流れる。

「俺の連れになにしてやがる」

誰だろう

「逃げんぞ」

「あ、あぁ」

私をからかってた、男たちはすぐに逃げた。

「あ、あの…-」

ありがとう

と言いたいのに声が出ない。

そして涙が溢れてくる。

初対面の人、変だって思われちゃう

しかし涙はとまらない。