俺が一生愛してやる!!




斉藤君は目線を外す事なく、真っ直ぐに私に近づくと、肩から鞄を下ろして昨日と同じように隣に腰を下ろした。


その動きを目で追いかける。


座った後こちらに顔を向けて来た。


反射的に俯いてしまう。


「…。」


何を話せばいいのか分からない。


私が話をすれば…。


きっと迷惑に思うはずだから…。


「俺な。」


相変わらず返事をしない私に構う事なく話を続ける。