まだクスクス笑っている優弥。 そんな彼の腕からスルリと抜けた私。 ベッドで無邪気に笑う彼は イトコの私でも きゅんっ ときちゃうほど、かっこいい。 クラスメイトで隣の席のイトコの優弥。 私には優しくしてくれる優弥だけど、 なぜか昔から他の人には冷たいんだ。 「優弥、眠れないの。 だから……」 そういうと 私から腕を抜け出しのに ニコッと笑って 「おいで?」 と言って優弥は再び腕の中に私を入れてくれた。