ど、同居!?~光里side~


今は5月の初めごろの土曜日。
いつもどおり家に帰ってきたはずが。

「光里ー。ちょっと来てー!」
なんだろ。突然お母さんに呼ばれた。
行ってみるとそこにはお父さんも。
「光里。ちょっと聞いてくれ。」
お父さん少し笑ってる?
「なに?」
「お母さん達、明日からハワイに旅行に行く事になったのよ」
「えーーーーーー!!!!!」
いま、ハワイ旅行って。ハワイってあの南国のハワイだよね?
海も綺麗でおいしいものがたくさん!しかもお母さん今、『達』って事は光里も?
やったーーーーー!!!
「それって光里も行けるの?♪♪」
少し嬉しそうにきいてみた
「ごめんね、光里。光里はお留守番なのよ。今日、スーパー行ってお父さんと福引きしたの。そしたら2人とも大当たりが出ちゃって。だからチケットは2枚しかないの。」
「えーーーーー。光里も行きたーーい。」
「チケット2枚しかないからどうしても無理なのよ。ごめんね。」
「わかったよ。」
「それでね!世の中物騒なことが多くて危ないから、幼なじみの秀くんいたじゃない?」
「うん。」
「旅行行ってる2ヶ月の間秀くんと住んでもらおうと思うの!」
「え?お母さん今なんて??」
「だーかーらー。秀くんと2ヶ月住むの!」
「え?お母さんそれ勝手すぎない?」
「大丈夫よ。秀くんにはもう言ってあるから」
「わかった。家事は私がやるから任せて!ハワイ楽しんできてね!」
「光里。ありがとう!!楽しんでくるわ!」
「うん!」
しかし。秀哉と同居…。ありえないんだけど!?
あの幼なじみの秀哉と同居とか。しかも2ヶ月だよ?
これからどうなるのーーー!?