オバさん娘・三浦幸子の恋

 だから会社に行くのが億劫になってしまう。
 もっと気をしっかりと持って頑張ればイイんだけど、どうして気持ち的に滅入ってしまって。
 私って情けない。

 ソファで足を伸ばしていた私は立ち上がり、化粧台の所へ行って鏡で自分の顔を見た。
 ジッと自分の顔を観察する私。

「こうして見るとアタシ…、確かにオバさん娘だよね」

 オバさん娘か…

 蓑口さんからオバさん娘って言われるのも無理もない。
 口をへの字にしてムッとしているし、老けているようで暗い顔だし。
 優香や恵美と違って、若さのオーラが出ていないし。
 これで恋をしようと言うなんて、どうかしているよね?