オバさん娘・三浦幸子の恋

 茫然と立ち尽くす御手洗さん。

 辺りがシーンと静まり返った。

 御手洗さんが1人、ポツンと取り残された光景を見て恵美が呟く。

「やーっぱ、美都里らしいよね?」
「え? 美都里らしい?」

 恵美に視線を向けた私。

「仲間なのに、気に入らない人に対して容赦しない。それが簑口美登里と言う人間だね」
「仲間思いって言う気持ちなんて無いのかな?」
「自分の事しか考えない美登里に、そんな思いは無いって」
「グループの仲間だよ?」
「グループの仲間だろうが、美登里には他人への思いはこれっぽっちも無いからね」
「そんなに冷たい女なの?」
「そーだよ」