オバさん娘・三浦幸子の恋

「一方的に攻撃されているんでしょう? いつまでもそんなんじゃ、相手に見下されっぱなしだよ? 強くなって相手にガツンと言えるようにならなきゃ。弱々しい妹なんて、まっぴらゴメンだからね」
「でもあの女、怒ったら怖いし」

 ここで姉は話しを変えた。
 食べ終えた焼き鳥の空串で私に指差すような仕草を見せながら質問をする。

「アンタは今、秋山祐太郎って言う人をどう思っているの?」
「うーん…、別に…何も…」

 どう思っているかって質問されても、こっちは返答に困るだけである。
 今は秋山さんの事は考えてもいないし、これからも考えるつもりはないから。