キミとのDiary 〜私は黄色い水仙〜

雅樹side

「あっ‼︎‼︎‼︎出口だ〜‼︎」

そう言いながらはしゃぐ美雨を見て自然と頬が緩む

「須田くん‼︎早く早く‼︎」

須田くん………か……

いつからだろうか
美雨が俺を避けるようになったのは

いつからだろうか
美雨が俺を“須田くん”と呼ぶようになったのは

「須田くん早く〜‼︎」

……やめよう
…今は今を楽しもう

「美雨〜前見ろ〜‼︎」

「えっ⁇前⁇…………ギャアァ〜〜‼︎‼︎」

出口前にいた最後の幽霊を見て
色気のない声で叫んだ美雨を見て

自然と笑顔になっていた。