呉羽一族

「ウォーリークロード」

小さい声でぼそっと唱えた魔法はやはり水魔法の極限魔法だった。

教壇にある水晶は跡形もなく割れ、体育館はおじいちゃんのシールドで守られている場所以外水浸しになっていた。


いや、おじいちゃんのシールドが少しヒビ入っていた。

ちらっとおじいちゃんをみると‥‥笑っていた。

やっぱり油断してたんだ、おじいちゃん。